序章、意外たるや大冒険!果たしてゆとりは困難を乗り越え、真のゆとりへと成長する事ができるのか?!
なぜ、わざわざ陸路でタイからインドを目指すのか?
タイからインドへは飛行機で僅か1万円程度で行く事が出来るというのに!(最近知った)
それもたった2時間半で!
タイ出発なのは現在私がタイのバンコクにある友人宅にたまたま居候しているからだけれども、旅のど素人がタイのバンコクから計4つもの国境を横断し、インドのコルカタへと陸路で移動しようという、それも開かれたばかり国境を跨ぐため、情報も殆どなく本当に行けるのかどうかさえ定かではない、このハードコアルートをわざわざチョイスするなどという大それた計画を立てた理由は、特に大した大義があるわけでもなく、私のただの無知!から生まれたのであった。。
下の地図を見て頂きたい。
これが私の今回の旅の計画である。
バンコクからインドまでほぼ最短距離で結んだだけのルートである。(計画の所用時間約2秒)
小学生でも思いつくような単純なルートである。(当然国境などというような事は考慮していない)
HAHAHAHAHA!!!!!!!
...........時は少し戻り約10日前。
タイ、バンコクの友人宅に居候して早一週間。
タイでの生活に少々飽きてきた私はバックパックを背負って次の国へと旅立とうと考えた。(はじめからバックパックで近隣諸国を回ってみる予定ではあった。)
よし、世界地図を見てみよう。どこに行こうかな.....
そうだ、インドに行こう!(2秒)
(地図を見ながら)ふむふむ、陸路でタイからミャンマーに行って、ミャンマーからインド東部、そしてバングラデシュに行ってインドに入れば、全部で4カ国!もいけるじゃないか!(お得!)
し・か・も!
陸路で行けば交通費も安いだろうし(そんな事はない)、一石二鳥ならぬ、一石五鳥ではないか!(そんな事はない)
俺って、ひょっとして、天才じゃね!!(ある意味ね!)
とまあこんな具合である。
さすがに国の境い目であればどこからでも入国できるわけではない程度の知識は持っていた私は、まず第一目標であるミャンマーとタイの国境について調べると、なんとミャンマーへは空路入国のみ!タイから国境を越えて陸路で入る場合は特別な許可証が必要な上、なんと滞在期間は1日のみで、さらに入ってきた国境からでなければならない!との情報が!(早くも計画、断念か!)
しかしさらに詳しく調べてみるとそれは以前の話で2014年頃からタイ〜ミャンマー間の陸路入国はビザさえ取れば普通に行けるらしい!
ひとまず安心ではあったが、まさか陸路で国境を渡ることができない場所があるとは知らなかったもので(恥ずかしく思います)、驚愕した私は、ひょっとして他の国境も怪しいのではと思い、とりあえず、調べ、結果をまとめてみる。
①ミャンマー→インド東部 ・・・最近国境が開通したっぽくて行けるっぽいけど、情報が少なくて微妙だけど多分行けそう。インドビザ(なんか色々面倒くさいらしい)となんか許可証が必要らしい。(なにそれ)
国境付近のインド東部にはナガランド州という1940年頃まで人間の首をはね、天日干しにして干し首にし(柿じゃないんだから)、連結させて首にアクセサリーのようにかけているというマッドマックスな方々、その名も首刈り族!という民族が住んでいるらしい、、(普通に怖い)
そしてインドから大ナガランドとして独立を目指す反政府ゲリラ、ナガランドゲリラが国境付近に潜伏しているとの噂が!(マジで怖い)
②インド東部→バングラデシュ・・・わかんないけど行けるっぽい。(適当)バングラデシュはビザなしで入れる。
バングラデシュは世界一の人口密度を誇っているらしくそのせいで 、交通機関すんごい事になってるみたい。
縦断できんのかな、これ・・・
④バングラデシュ→インド間・・・ここまで来れれば大丈夫でしょう!!(ゴールは目前)
やったね!
どうやら鬼門はミャンマー→インド東部の国境と、バングラデシュ横断のようです。
ネットの方もミャンマー→インドの国境実際抜けれるの?どうなの?というような状態で、実際抜けれた!とか抜けれなかった!とかぽつぽつと声があがっているみたい。
・・・大冒険じゃないか!!!これ!!!
いやー、節約の為陸路で行くというただの無知から出た発想が、まさかここまでの大冒険とは、
全財産20万円しかないのだけど足りるのだろうか。。(世界一周の皆さんは200万とか貯めているし計画もちゃんと練っているし準備も万全な様子)
しかし! このような、まさにゆとりの鏡のような私ですが、とにかく頑張ってみる事にします。(なんか怒られそう)
とりあえず、まずはミャンマーのビザを取り、バンコクから陸路でミャンマーの都市ヤンゴンを目指します。
長文失礼しました。
暖かく見守って頂けると嬉しいです!
ではまた!